悠真「別に。つか、さっきの。」
紫苑「さっきのとおっしゃいますと?」
悠真「あんな手土産一つで
チャラにはなんねぇからな。
あんたがミスした事に代わりはねぇ。」
紫苑「分かってます。
でも、ミスしたままじゃ悔しいので。
私の取り柄はミスしない事ですから。」
悠真「言っとくけど、あんた
今マイナス4ポイントだから。
...多分、3日後にはクビだな。」
紫苑「そうかもしれません。
ですが、明日からはマイナスを
つけられないように頑張ります。」
悠真「あっそ。」
会社に着いた私は副社長の
スーツを用意し、女子更衣室へと向かう。



