副社長はワガママ5歳児。


紫苑「では、外でお待ちしておりますので
着替えが終わり次第、来て下さい。」

副社長室を出た私はタイミングを見計らって
エレベーターのボタンを押しながら
副社長がやってくるのを待ったが
なかなか来なかった。

時計を見ると13時50分。
10分前には会議室には
入っておきたい所だが仕方ない。
もう少し待とう。

それから、3分後。
ようやく副社長はやって来た。

紫苑「何してたんですか!」

悠真「いや、着替えてただけだけど。」

紫苑「遅刻ですよ!」