副社長はワガママ5歳児。


神風「席を外そうか。」

紫苑「いえ、お待ち下さい。
私たちが部屋を出ますから!」

神風「息子の成長の瞬間だ。
タイミングは逃したくない。
私はカフェでティータイムとするよ。
玉置が戻るまでここの
留守番を頼んだよ。花崎さん。」

社長が部屋から出て行くと
さっきまで社長が座っていた
ソファに副社長は腰掛ける。

悠真「あの人と何話してたんだよ?」

紫苑「いつからいたの?」

悠真「許嫁がどうのこうのって
言ってる辺りからかな。聞かせろよ。
紫苑は今、何を思ってるの?」

潤んだ純粋な瞳で見つめられてしまうと
汚さなんて忘れてしまう。
副社長はそうゆう人だ。
汚れなき純真無垢な綺麗な人。