社長はデスクの引出しから
有名なドラマのBlu-rayを取り出した。
本当に呆れた親子だ。
この親にしてこの子ありとは
よく言ったものだ。
そんな理由で社長が
副社長を殴っただなんて
想像もしていなかったけど
なんとゆうか、納得した。
紫苑「そうでしたらそうと
副社長にお伝えください。
ショックを受けておられますよ。」
神風「君なら、うまく
悠真の機嫌を治すことが出来るだろう。」
紫苑「と、仰いますと?」
神風「君を悠真の秘書にしたのはね
君の事なら必ず悠真が気に入ると
思ったからなんだ。偶然じゃないよ。
君の行きつけの居酒屋に私が
行ったのは全て玉置に調べさせたからなんだ。」
まさか、社長との出会いまで
仕組まれていたとは思ってなかったけど
よくよく考えてみれは当然だ。
私の行きつけの居酒屋は立ち飲み屋。
お金持ちな社長が来る事自体
怪しむべきだった。



