玉置「表に車を用意してあります。
お送り致します。」
客「ああ、ありがとう。」
玉置さんとお客様が
エレベーターに乗り込むと
神風社長は来ると思っていたよと言った。
社長室に入るといつもの
調子の社長がそこにはいた。
神風「私に話があるんだね。」
紫苑「ええ。回りくどいのは
嫌いですのでお伺いします。
先日の副社長への態度の件ですが
どういう経緯でしょうか?
確かに、あの日の副社長の態度は
褒められるものではありません。
しかし以前、神風社長は副社長の事など
興味はないと仰っていましたが...。」
神風「私も父親だからね。
たまには父親らしい事を
してみたかったんだよ。
息子を大勢の前で殴るだなんて
いかにも父親らしいだろ?
ちなみにこれを参考にしたんだ。」



