一言一句、頭に叩き込んだ。
副社長の嫌いな食べ物とか
こうゆう時は機嫌が悪いとか。
多々、矛盾してる所はあったけど
何となく人となりは理解した。
要するに超ワガママで
毒舌で俺様な人だって事は。
紫苑「はぁ。」
全てを読み終えた私が
時計を見ると13時40分をさしていた。
こんなに時間が経ってたのか。
お昼食べ損ねたな。...って!
13時40分?14時から会議なのに
あの人戻ってきてないよ!!
やばい!連絡しなきゃ!
でも、電話番号知らないし!
とりあえず秘書課に電話...
と思っていると扉が開いた。
ーガチャ
紫苑「良かった。」
悠真「は?」
紫苑「戻って来ないかと思いました!」
悠真「何で?14時から会議じゃん。」
紫苑「そうですけど...
またキャンセルされるのかと...」



