悠真「何、難しい顔してんだよ。」

紫苑「え?」

そうだった。今は副社長と
ランチを食べに来てるんだった。

悠真「紫苑は…こっちか。
ソイラテで良かったよな?」

紫苑「あ、うん。」

言った覚えはないけど
副社長は知ってるんだな。
私がいつもソイラテを飲んでる事。
これが付き合うって事なのかな?
無条件で優しくしてもらえる。
それが、彼氏なんだろうか?

悠真「で?何考えてたんだよ。」

紫苑「いや、カップル
多いなーと思ってさ。」

悠真「まあ、もうすぐ
クリスマスだからな。
最後の駆け込みってやつ?」