そんなちっぽけな理由で 私は避けられてたんだ。 バカなのかな、この人は。 何でそんなに私がいいんだろう。 悠真「少しは俺の事、気になった?」 紫苑「さあね。」 悠真「じゃあ次の作戦決行してもいい?」 紫苑「次の作戦?」 悠真「うん。」 膝を抱えてうずくまっていた 副社長は立ち上がると私の唇にキスをした。 今更、キスになんて ドキドキしないと思ってたけど ...どうしよう、私の心臓。 めっちゃ早い。 副社長は立膝をつくと放心状態の 私の心臓に耳を当てる。