『楓~こんなのどう?』 「可愛い!」 ほら、やっぱり!ゆうくんセンスばっちり♪ 今も私好みの白とピンクの間の色のワンピースと白の羽織るものを持ってきた。 『あれだったら試着してみる?』 「うん!」 店員さんに一声掛けて試着室に案内してもらった。 「どう‥かな…?」 試着を終えてカーテンを開けると目の前にはゆうくんが立っていた。 『ッ‥‥』 私の声が聞こえてるのか聞こえてないのか声にならない声を発した。