「ゆう…く…ん?」 気づけばそんな言葉を口にしていた。 まさか同姓同名なだけだよね? 『ん?どーしたの?』 違うような…違わないような…けど近くで見て思う。 小さい頃入院のときよく遊んでくれたゆうくんの笑顔にそっくり。 「何でもないです。」 まさかゆうくんがこんなところにいる訳ないよね。