これから先もずっと‥‥


ピピッ!


『見せて?』


受け取った体温計には37.6の数字が示されていた。


『多分この外泊で疲れただけだろうから今日はゆっくり休んでな?』


俺の言葉に1回頷き静かに目を瞑った楓