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ジェイと夏香は、肩にシンの腕を回して 引きずるようにして表のタクシーにたどり着いた。
「 なっちゃんさぁ~。洋さんは人の不幸も挫折も……全部 商売にしてやろうみたいなこと言ってたけど……本当は情が 厚いのよ。」
「 (笑) 大丈夫っ。知ってます。」
「 それから……ちょっとシン君っ!寝ないでっ。
ちゃんと 座ってちょうだい。 もう……。」
ジェイはシンを 後部座席に詰め込むと “ はぁ ” と息をつく。
そして 夏香に振り返ると、八重歯を見せて笑った。
「 私もashの これからに興味があるの。
それから、なっちゃんの……恋の行方もね。
……応援したいの。 一途すぎて 真っ直ぐだから、こっちまで 辛くなっちゃう。
だから、 いつか 想いが届くといいなぁって。」
「 (笑) ……ありがとう。ジェイ。」
いつか……想いが……。
夏香は自分のジャケットを脱ぐと 、後部座席のシンの胸にかけた。
ジェイと夏香は、肩にシンの腕を回して 引きずるようにして表のタクシーにたどり着いた。
「 なっちゃんさぁ~。洋さんは人の不幸も挫折も……全部 商売にしてやろうみたいなこと言ってたけど……本当は情が 厚いのよ。」
「 (笑) 大丈夫っ。知ってます。」
「 それから……ちょっとシン君っ!寝ないでっ。
ちゃんと 座ってちょうだい。 もう……。」
ジェイはシンを 後部座席に詰め込むと “ はぁ ” と息をつく。
そして 夏香に振り返ると、八重歯を見せて笑った。
「 私もashの これからに興味があるの。
それから、なっちゃんの……恋の行方もね。
……応援したいの。 一途すぎて 真っ直ぐだから、こっちまで 辛くなっちゃう。
だから、 いつか 想いが届くといいなぁって。」
「 (笑) ……ありがとう。ジェイ。」
いつか……想いが……。
夏香は自分のジャケットを脱ぐと 、後部座席のシンの胸にかけた。


