ピピピピ、ピピピピ
うるさい目覚ましで目が覚める。
「美音、遅刻するよー」
「ヤバい!!」
お母さんの声で、気がつき急いで制服に着替える。
うちの高校の制服は可愛いんだよねー。ってヤバい。

「お母さんおはよう」
「美音、遅い。もう、パン食べながら行きなさい。」
「うん。じゃあ行ってくるね!」
「行ってらっしゃいー。」

パンをくわえて、走る。
あっ、自己紹介がまだっだった。
私は相川美音(あいかわみお)。高校二年生。成績はいつも上位で、運動も出来る方。自分で言うのもあれだけど、可愛いしモテる。だから、可愛いのを利用して、学校の男子をおとすことが趣味。
以上!!よろしくねー。

間に合ったー。
教室のドアを開けクラスメイトと挨拶を交わす。
自分の席に着くと
「みーお!おはよう!!」
「おはよう!!華恋ー。今日も可愛いね」
「美音の方が可愛いよ!」
「知ってる」
今話しているのは、親友の澤井華恋(さわいかれん)華恋もすごく可愛い!

キーンコーンカーンコーン...
チャイムがなって席に着く。
ガラガラ
「おはよう。今日から新学期だ。気を引き締めるように!」
「あと、転校生を紹介する」
先生の言葉でクラスはざわつきだす。
「静かにー」
「では入ってきて!!」
先生の言葉でみんながドアに注目する。
ガラッ