「チュウ好きなん?」


と途中で聞く先生の顔はどこか照れていてかわいかった。




「うん。すき」



そう答えると舌と舌を絡め合い、息ができない位の激しいキスは愛そのものだった


冬だというのに先生は


「暑い」

と言ってすぐ服を脱ぐ。



鍛えられたその体は私が男性に求める理想の体で興奮した。


抱きつくと柔軟剤の香りが変わっていた。



初めてのバックは大変で


「締め付けるなー」

という声に

「ごめんね」



と答える。





「うんん。おじさん興奮するわ」



と言ってさらに早くなる。




荒い息と息との間に



「どこにかけてほしい?」


と聞いて来る。それもいやらしくて



「顔」




「わかった行くよ」



あっあっと言いながら頂上にたどり着いた。




先生のいやらしい顔は私の中で一番好きな顔だ。


先生からの大きな愛を受け止めて終わった。




バレンタインデー私たちにとって思い出に残る一日となった。