後処理をしながら



「だめや」



と呟く先生。



「どうしたの?」





「お前が気持ちよすぎてもう負ける」



「まだまだ現役で頑張って」



服を着ながら話す私の口の中はカラカラ。



「なんか飲むか?」



それに気づく先生。




「なんでわかったの?」




「それは、飲んだら喉乾くやろ」



急にごっくんしちゃったことが恥ずかしくなって



「ほしい」


と小さく言い、寒いから買ってくるわ


先生は私が最近は待っているピーチティーを買ってきてくれた。




「ねえ早く来てよ」




ここからは私の甘えタイム。




「なにぃ?」



「ぎゅってして」




運転席に戻った先生が再び後部座席に来てくれて寝ている私の上に乗り全体重をかけてきた。


「重いって」


「してほしかったんやろ?」


「違うよ」


というとすっと肩を抱き思いっきり抱きしめてくれた。


このぬくもりが私は一番好きだ。



そのまま眠くなり先生の上の中で眠っていった。