私たちは再び一つになった。

先生は気持ちいいと何度も言ってくれて


先生は深いキスを何度もしてくれた。


先生は私の甘い声に負けたのか


すぐにいってしまった。





帰り道。



「私、もう先生とはないんじゃないかって思った」



「俺もそう思ってた」



「どういうこと?」



「俺さ、奥さんもおるし、やっぱりあかんなって思ってまりなをわざと避けたりしてたんや。でも、お前のことを考えるたびに後悔して、授業中ずっと下を向いとるおまえを見て胸が痛くなってな。俺は奥さんのことも家族のことも大事やけど、まりなのことも大切やし、守っていきたいって気づいたわ。ありがとうな」



先生の言葉にうれし涙なのか先生にばれないように袖で拭いた。




「やっぱり、終わりにしなきゃいけなくなるよね?」




「俺らがいくらいいって思っても社会が許さんやろうな。」



「もう、できなくなるの?」



「それは分からんさ。いつ、バレるかわからんしな。でも、俺は個人的にはやめたくないんやで。それは、ずっと変わらんから。」