教室に入ると他クラスの人達が集まっていた。

しかも全員女子。

中には学校一かわいいと噂の女子もいた。

「おい、席についてー」

鈴木がみんなに呼びかける。

いつもは話すら聞いていないみんなだが鈴木が話し始めてると一気に静かになった。

「ねぇ、みんなあからさますぎだよね笑」
と横からななせ。

「やだ、ななせ。嫉妬かなー?」

と茶化す。

「違うってば〜」

2人で笑いあった。すると、

「おーい!そこ!ななせとまりな!話聞いてるんか?」

と鈴木。

2人でごめんなさーいと謝った。

「バツとして2人、夜の見回り決定な。」

勝手に決められてムスッとした。

でもそれ以上に怖かったのが周りの女子。

「は?なに?あんなの気を引こう感出しまくりじゃん」

「だるいわー。かまちょかよ」

と周りで言われている。

言いたいことがあるならはっきり言ってこいよと思った。