「えっ、どこが?」

「一つしかないだろ」

黙ってしまった。

「確認させて?」

と鈴木の手がパジャマのズボンの中へと入ってくる。

「やだ、やめてよ」
ん?聞こえない。

「新幹線の中の続きなこれ」

「ねぇ、やだ」

「確かめるだけやん。濡れてるやろ」

「濡れてないよ」

「ほんとに?確認して濡れてたらどうする?」

えっと答えを出す前にパンツの上から太い中指が私の底をゆっくりとなぞる。

んっっと声が漏れてしまう。
初めて、人に触られた瞬間でもあった。

そして、ゆっくりとベットに横になる。
そのときもちゃんと壁に頭をぶつけないように頭を手で支えてくれた。その優しさにキュンと来て、そのまま鈴木に預けてしまった。

「これ、何の授業なの?鈴木」
意地悪な質問をしてみる。

「この時ぐらい先生って呼んでほしいな」

「ねっ、先生」

「ん?生物」

やだぁと声をアニメ風に変えてみる。

「なに、それ萌えるな」
と耳に舌が入ってくる。気持ちよくてもっとしてと言ってしまう。

「欲張りだな」
と甘く囁く先生。
と同時に私の中に先生の指が入ってくる。
人よりも太い先生の指は1本だけでも痛かった。

「ん…痛い…」

「えっ、ごめんな」
と優しくなり、これは大丈夫?
痛くないかとするたびに優しく声をかけてくれる先生は本当に優しかった。
大人だと思った。

激しくなっていくと頭を壁にもぶつけてしまった。
その時も大丈夫か?と心配してくれる。
もう先生の虜になってしまっていた。

「俺のも触ってみるか?」
と誘われた。ホテルの付属の浴衣がもうはだけていていやらしくパンツは見えていた。最初は嫌だと拒否したがもう大きくなりすぎている。
そして、初めてものを触った。
硬くて大きくなっていた。

「触り方、やらしいな。まりなが触ると元気になってしまうわ」

と少しうれしくなった。

「暑くないか?」
と気遣ってくれる先生。
「なんか、優しいね」

「そうか?やっぱりやる以上は女の子のこと考えないといけないだろう」

「ありがとう」

そろそろ寝るか?
「う…うん。今何時?」
時計は2時を指していた。

「帰るな。明日、寝坊するなよ。それと、今日のことは絶対に内緒だからな」

「わかってるよ。2人だけの秘密だもんね」

そして、先生は自分の部屋へと帰っていった。

部屋には脱がされた下着とパジャマ。
そしてここで私はとんでもないことをしたと急に罪悪感が込み上げてきた。
でも、それを通り越して現れた感情は
「快感」と「嬉しさ」
だった。