「ん?どうした。入りたいのか?」

「ダメ?」

「いいよ」

とかぶっていた布団を上げて入れてくれた。
と、同時にそっと腕を枕に沿わせ腕枕もしてくれた。

入ると、先生のお風呂上りの熱で暖かかった。

「あったかいね」

ななせは私たちのほうに背中を向けていた。すると、布団の中で鈴木の筋肉質な足が私の足を絡ませた。

恥ずかしくなって布団に潜り込む私。

「もう、眠いから寝るわ」
と急にベットから立ち上がった鈴木。

「えっ行っちゃうの?」

「だって、明日も早いんだぞ。それに、電話しているじゃないか」

「わかった。じゃあね」

おいっと呼ばれる私。

「なに?」

「預かってもらってたやつ貰うわ」

「うん。じゃあ、私も帰えるね」

ななせに帰ると告げ部屋を出た。
私の部屋へと足を進める2人。

「待ってて」
急いで冷蔵庫の元へと駆け足。
ハイお待たせち後ろを振り向くとそこには鈴木が立っていた。

「来ちゃった」