「さっきのジュースをおごるっていうのは、涼太が継美君ともっと仲良くなりたくて言った冗談だから気にしなくていいよ‼️ちなみにボクも、もっと仲良くなりたいから改めてよろしくね。」

ひかる君が笑いながら言った。

「俺も、もっと仲良くなりたいと思ってるんだ。だからよろしくな。」

涼太君は、顔を真っ赤にして言ってくれた。その姿を見て私は、可愛いと思ってしまった。

「えーと、僕も、皆さんともっと仲良くなりたいと、思っているので、改めてよろしくお願いします‼️あの、もう、そろそろ恥ずかしいので腕を離してもらっても、いいですか?」

「あっ!ごめん‼️」

そう言って、あわてて二人は、私の腕を離した。その顔は、真っ赤だった。そして、お互いに顔を見合せて笑い合った。私はこれからも仲良くやれそうだと思った。しかし、私の秘密がこんなにも早くバレることになろうとは、このときの私は、一ミリも思っていなかった。