「キャーーーー!!!」

「あの二人付き合ってたの!?」

「美男美女ー!」

「愛堂さんなら文句言えないなー」

「赤斗君ー!」

という声が聞こえた。
私は赤斗の耳元で

「こんな感じなら安心できるね!」

と言った。
赤斗は、「そうだな」と短く返事をした。
私達は、
この後あんな事が起きるなんて知る由もないだろう。