「さくらちゃん、モエ開けよっか」
「えぇ~?!モエってシャンパン???いいんですかー?!」
「うん、今日すっごく気分いいから。仕事上手くいったし~、久々に女の子指名で飲みにきたらすっごく良かったから~!」
安川と入れ替わりでわたしを指名してくれた入江さん。
綾乃の指名のお客さんの枝だった。綾乃のお客さんは何というか良い意味でも悪い意味でも癖の強いお客さんが多くて、何よりお金持ちが多かった。
その枝の入江は綾乃のお客さんの下請けの会社の社長だった。小さな会社だよ~と謙遜しながら、指名初日にシャンパンを開けてくれるところに、やはり綾乃の持っているお客さんは強いなと感じた。
「さくらちゃん、白とピンクと黒何が好き?」
「え…?白が1番好きですけど」
「え~!白でいいの?!」
そう言って入江はメニュー表を差し出す。
それを見て、驚く。値段とかは意識した事がなかったけれど、わたしにしてみたらどれも高い。
すぐに無くなっちゃうのに高いので1本5万?!
「さくらちゃんが飲みたいならドンペリやアルマンドでも全然良いよ~!
俺こういう店では延長しない主義だから、1セットしかいれないし、好きなの頼んでよ!」
ドンペリは名前だけは聞いたことがあるけれど、メニューを見てまたびっくり。
何十万代のお酒が並んでいる。
「モエの白でいいです…!」
「え~マジ?!」
「正直言って…お酒の味はまだあんまりわかんないし、入江さんは今日初指名だからお互いのことよく知らないし、これからもたくさん会ってお喋りしたいから…今日使おうと思ったぶんまた違う日に来てください!」
「えぇ~?!モエってシャンパン???いいんですかー?!」
「うん、今日すっごく気分いいから。仕事上手くいったし~、久々に女の子指名で飲みにきたらすっごく良かったから~!」
安川と入れ替わりでわたしを指名してくれた入江さん。
綾乃の指名のお客さんの枝だった。綾乃のお客さんは何というか良い意味でも悪い意味でも癖の強いお客さんが多くて、何よりお金持ちが多かった。
その枝の入江は綾乃のお客さんの下請けの会社の社長だった。小さな会社だよ~と謙遜しながら、指名初日にシャンパンを開けてくれるところに、やはり綾乃の持っているお客さんは強いなと感じた。
「さくらちゃん、白とピンクと黒何が好き?」
「え…?白が1番好きですけど」
「え~!白でいいの?!」
そう言って入江はメニュー表を差し出す。
それを見て、驚く。値段とかは意識した事がなかったけれど、わたしにしてみたらどれも高い。
すぐに無くなっちゃうのに高いので1本5万?!
「さくらちゃんが飲みたいならドンペリやアルマンドでも全然良いよ~!
俺こういう店では延長しない主義だから、1セットしかいれないし、好きなの頼んでよ!」
ドンペリは名前だけは聞いたことがあるけれど、メニューを見てまたびっくり。
何十万代のお酒が並んでいる。
「モエの白でいいです…!」
「え~マジ?!」
「正直言って…お酒の味はまだあんまりわかんないし、入江さんは今日初指名だからお互いのことよく知らないし、これからもたくさん会ってお喋りしたいから…今日使おうと思ったぶんまた違う日に来てください!」



