「でもTHREEの凛さんは相当怒ってると思うけど」
「え?!」
「先月の売り上げ、全店舗のやつ。
凛さん6位だったでしょ~?今まで下だと思ってたシーズンズの女の子たちに突然抜かされちゃってるから相当お怒りだと思うよ?」
「えぇ?!怖っ!」
「まぁ直接的な関係はないから大丈夫だと思うけどね。
さくらも大変だよねぇ~、ONEのナンバー1からも恨まれちゃってるしね~!!」
美優は呑気にけらけらと笑っていた。
けれどわたしにとっては心当たりのない怒りだ。
それほど、この仕事をしている女の子たちはこの仕事にプロ意識を持ち、プライドを持っているということになるけれど。
「凛さんってそんな怖いの?」
「ちょお怖いよぉ?!
あたし一緒に働いてる時、あんたのぶりっこが気に食わないのよ、って言われたもん。
ねー社長、凛さん超怖いよね~?」
遠くで段ボールに荷物を詰める光に問いかけた。
光の手が止まり、ちらりとわたしの方を見た。
「いや、凜はああ見えて、人情深くていいやつだと思うよ。筋の通ってない事が嫌いなだけで」
「えぇ、嘘嘘!あたし新人の頃めっちゃいじめられたもん!
あんたの接客大嫌いって言われたし。それに系列の女の子の悪口も沢山言ってたもんね~!綾乃はともかく新人でいきなり現れたさくらの事も絶対言ってるよ~あの人」
「え?!」
「先月の売り上げ、全店舗のやつ。
凛さん6位だったでしょ~?今まで下だと思ってたシーズンズの女の子たちに突然抜かされちゃってるから相当お怒りだと思うよ?」
「えぇ?!怖っ!」
「まぁ直接的な関係はないから大丈夫だと思うけどね。
さくらも大変だよねぇ~、ONEのナンバー1からも恨まれちゃってるしね~!!」
美優は呑気にけらけらと笑っていた。
けれどわたしにとっては心当たりのない怒りだ。
それほど、この仕事をしている女の子たちはこの仕事にプロ意識を持ち、プライドを持っているということになるけれど。
「凛さんってそんな怖いの?」
「ちょお怖いよぉ?!
あたし一緒に働いてる時、あんたのぶりっこが気に食わないのよ、って言われたもん。
ねー社長、凛さん超怖いよね~?」
遠くで段ボールに荷物を詰める光に問いかけた。
光の手が止まり、ちらりとわたしの方を見た。
「いや、凜はああ見えて、人情深くていいやつだと思うよ。筋の通ってない事が嫌いなだけで」
「えぇ、嘘嘘!あたし新人の頃めっちゃいじめられたもん!
あんたの接客大嫌いって言われたし。それに系列の女の子の悪口も沢山言ってたもんね~!綾乃はともかく新人でいきなり現れたさくらの事も絶対言ってるよ~あの人」



