「小笠原さんは、いつも、ちゃんとしてますね」
「ちゃんと?」
「どこにいてもちゃんと完璧な自分を演じてるって感じですかね」
「はは。今は仕事じゃないから気も抜けちゃう時もあるよ」
「そんなことないです。いっつもあたしに気を使って動いてるように見えますよ。だからかなぁ、仕事してても、いっつも小笠原さんには逆に接客されてる気分になっちゃいます…」
「そんなつもりはないんだけどなぁ。
なんかさくらちゃん、最近疲れている?」
「え?」
小笠原の前ではわたしなんて裸の赤子同然で、色々なことを見抜かれていたのだと思う。
「頑張るのは素晴らしいことだと思うけれど、自分を見失っちゃあいけないよ」
全てを見透かしたような彼の言葉を、素直に受け入れることの出来ない自分はやっぱり子供だったと思う。
小笠原と同伴でお店に入ろうとしたら、シーズンズの入り口の前でレイに丁度鉢合わせた。隣にはレイの太客の山岡がいて、ニヤニヤと微笑む彼とは対称的に、今日のレイは何となく浮かない顔をしていた。 わたしとは一切目を合わさず、足早にお店へと入っていった。
「今の子、シャインのレイちゃんだよね?」
「え?!そうですけど、小笠原さん知ってるんですか?」
「シャインもたまに連れて行ってもらうんだ。接待で。いやぁ、この間も似た子がいるなぁって思ったんだけれど。
びっくりしたなぁ、シーズンズに移籍してきたんだ…」
「そうなんですよ。レイさんの事知ってたんですねぇ。
可愛らしい人ですよね。本当にすっごい人であたしなんか全然かなわなくて…」
「僕はあんまり好きではないけれど、可愛い子だよね。彼女にはシャインの時にフリーでついてもらったことがあるんだけど、すっごく営業されたよ」
小笠原は苦笑しながら言った。
「ちゃんと?」
「どこにいてもちゃんと完璧な自分を演じてるって感じですかね」
「はは。今は仕事じゃないから気も抜けちゃう時もあるよ」
「そんなことないです。いっつもあたしに気を使って動いてるように見えますよ。だからかなぁ、仕事してても、いっつも小笠原さんには逆に接客されてる気分になっちゃいます…」
「そんなつもりはないんだけどなぁ。
なんかさくらちゃん、最近疲れている?」
「え?」
小笠原の前ではわたしなんて裸の赤子同然で、色々なことを見抜かれていたのだと思う。
「頑張るのは素晴らしいことだと思うけれど、自分を見失っちゃあいけないよ」
全てを見透かしたような彼の言葉を、素直に受け入れることの出来ない自分はやっぱり子供だったと思う。
小笠原と同伴でお店に入ろうとしたら、シーズンズの入り口の前でレイに丁度鉢合わせた。隣にはレイの太客の山岡がいて、ニヤニヤと微笑む彼とは対称的に、今日のレイは何となく浮かない顔をしていた。 わたしとは一切目を合わさず、足早にお店へと入っていった。
「今の子、シャインのレイちゃんだよね?」
「え?!そうですけど、小笠原さん知ってるんですか?」
「シャインもたまに連れて行ってもらうんだ。接待で。いやぁ、この間も似た子がいるなぁって思ったんだけれど。
びっくりしたなぁ、シーズンズに移籍してきたんだ…」
「そうなんですよ。レイさんの事知ってたんですねぇ。
可愛らしい人ですよね。本当にすっごい人であたしなんか全然かなわなくて…」
「僕はあんまり好きではないけれど、可愛い子だよね。彼女にはシャインの時にフリーでついてもらったことがあるんだけど、すっごく営業されたよ」
小笠原は苦笑しながら言った。



