ここは天使族の住む街
私とお母さんこの街の外れの村に住んでいる

「おかあさーんじゃがいもこんなにとれたよ」

「あら本当ね今日のご飯はシチューにしようかお母さん特性ホワイトシチュー」


ホワイトシチュー楽しみだなぁお母さんの作るホワイトシチューはとってもおいしいの私大好き

早く家に帰って作ろうと私は足早に家の中に入った


ごとごと


「ユカできたわよはやくおいで」

食卓にはパンとホワイトシチューにサラダが並ぶ
お母さんとこうやって2人で過ごすこの時間が私は大好きだ

夜はお母さんと2人でベッドに眠るのおかあさん柚の匂いがしてなんか心が落ち着く


トントン誰か来たみたい人の話し声で目を覚ましたどうやらもう10時らしいねすぎちゃっただれが来たんだろ?


「ミアン〜ミアン」誰かお母さんの名前呼んでる?
この声は「アンさん!!おはよーございます」
アン 「ユカちゃんおはよー」
この人はアンさんお母さんの親友で数少ないわたしの家を訪ねてくれる人だ私のお母さんは悪魔と駆け落ちして天界から追放されたんだって今は天使街住まわせてもらってる状態なの!

ユカ 「アンさんどうしたんですかー?」

アン 「差し入れ持ってきたのよ」


ミアン「わざわざありがとうリオン君も」

リオン 「おうよーユカの母さん」

この子はリオン私と同じ歳の5歳アンさんの息子私同じくらいの歳の子はリオンしか知らないんだ

リオン 「ゆか遊ぼうぜ近くの川で遊ぶぞ」

ユカ 「うん!行こー!!」

ミアン 「暗くなる前に帰って来なさい待ちの方に行ってはだめよ」


リオン 「いこーぜ」


ユカ 「いってきます」

リオンって物知りなのよね結構何でも知ってるし美味しいものも!アイスとかチョコとか私は街の方にはいってはいけないから街の話を聞くとわくわくするの私もいつかいってみたいなぁ

リオン 「涼しそーだぜ飛んでいこー」

そういってリオンは翼をひろげた私たち天使族は背中に2つの翼がはえているその大きさによって強さがきまるのいつか大きくなったらいいな

私のお母さんには翼がないそれはお母さんが悪魔族?のお父さんと結婚したからなんだってそれで天界から追放されるときに翼も取られたらしい

だからお母さんはもう飛べないの私がいつかお母さんにもう一回空を飛ぶ景色みせてあげるのこれが私の夢!

リオン 「おいユカ何ぼうっとしてんだよみろよスンゲー綺麗な景色」


リオンに言われて見てみて思う人間族の街はとても綺麗私もいつか行ってみたいなそんなことを思ってる間に川についてしまった


リオン 「ユカの家って人間界に近くていいな景色もいいしこの三途の川スッゲー綺麗」


私の家は人間界と天界を繋ぐ三途の川の近くにある
私のお母さんはここで仕事をしているらしい


リオン 「あの魚とか捕まえてきたらミアンさん喜ぶんじゃねぇか?」


ユカ 「そうだね今日の夜ご飯のおかずにお母さん困ってた気がする!!」


リオン 「じゃあ捕まえるか」

そうして私たちは魚を何匹か捕まえていた


ガタガタ

突然すごい地鳴りがした

リオン 「なんか今すげぇ揺れたなあの森?の方向からだ」



ユカ 「お母さんたちに知らせにいこう」





リオン 「俺ちょっとみてくる」





ユカ 「危ないよまってよリオン」



私はリオンを追いかけて森に向かって飛んだ森についた私たちはその音の正体を