私たちは付き合うことが出来たけど…

「あの、来てもらってもいいですか?」
美羽「は、はい」
なんだろ、この女子の軍団は、

「なんであんたみたいなオバサンが晴人と付き合えてんの?おかしくない?」
「ほんっとにねー、このオバサンのどこがいいのかしらよねー、」

瑠里「ちょっとあんたたち、やめてくれない?」
集団「は、そっちのババァには関係ねーよ」
瑠里「うっさいねー、いくよ美羽」
なんとか瑠里が助けてくれたけど、怖かった
晴人くんってそんなに人気があるんだね。

瑠里「ちょっと大丈夫?美羽」
美羽「う、うん。びっくりした」
瑠里「あんまり酷かったら晴人くんに言いなよ?」
でも心配はかけたくないからなー
美羽「う、ん、」

放課後、私はまた集団たちによびだされた。

集団「ねぇ、邪魔が入ったけどはっきり言う、付き合うのやめなさいよ。」
美羽「え、それは無理だよ。」
集団「なんだと?オバサンのくせに!」
「やめろよ!!ヽ(`Д´)ノ」
え?この声って
美羽「夕陽?」
夕陽「大丈夫か。美羽」
これは私の元カレだ。彼女がいたはず…
夕陽「おまえらさ、こんなことしていいと思ってんの?」
集団「うるさい!誰だよこれ」
晴人「おい!お前ら何してんの?」
夕陽「自分の彼女くらい守れよな。」
そう言い残して夕陽くんはさっていった。
晴人「お前らみたいなやつとは、絶対付き合わね。今後、美羽になんかしたらぜってぇー許さねー」
集団「あっ、ごめんなさい。」
晴人くん、私もゾッとするほど結構怖かったなー

晴人「美羽先輩大丈夫?」
美羽「うん、ありがとう。晴人くん」
先輩づけに戻ってる…
美羽「晴人くん…あの、美羽でいい。」
晴人「えっ/////」
あ、晴人くん照れてる。恥ずかしいこと言っちゃったかな?
美羽「あの、無理にとは言わないよ!」
晴人「いや、美羽可愛すぎでしょ。僕も晴人って呼んで?」
美羽「ぅん、は、晴人」

そう言うと、照れながらも私たちは唇を重ねた。

晴人「てかさ、だれ?夕陽とか言うやつ」
美羽「あ、あれは元カレ…でも今はあっちにも彼女がいるよ?」
晴人「はぁ」
大きなため息をついていた
美羽「どうしたの?私は晴人しか見てないよ?」
晴人「嬉しいけど、僕が1番に助けてやりたかった。次からはちゃんと相談してくださいよ!」
そっか、今度から晴人に話さないとね!