世界の終わりを君と過ごす

「どうしてよ!!なんで死ねないの!?」

自分の臆病さに腹をたてる

窓から入ってきたひんやりした風が美月の白い肌にあたり、我を思い出させる。

今は真夜中なんだ。

大声を出してしまったことに後悔をする。

お母さんたちが起きちゃう。