暗闇の中薄らと見える灯。


遠のいていく意識の中


息をしているかも分からない家族の姿が目に映る。


どうしてこうなったのか、


自分が何をしたというのだ、と


ただ神を咎める。


手を伸ばしたその時、


私は意識を手放した。