(は!?え!?マジで!?)
「…っか…!!」
「え?はるむー?もしかして…はるむ…あんた…」
「は!?そんなわけねぇーし!」
「まだ何も言ってないけど?ん?もしかして?ん?何?」
さーやの顔は、気持ち悪いほどニヤニヤしていた
(絶対、こいつ分かってんだろ…)
「んー…じゃあ崎藤は、さやかとはるむの班ね」
「な!?」
「ん?どうした?嫌なの?」
「いや、そーゆうんじゃねぇけど…」
「まーあたしの隣でもいいけど?」
「いや!大丈夫でーす!」
「てなわけで、崎藤はさやかとはるむの班ね」
「はい…」
机や荷物を俺らの班に持ってきた
「じゃあ!次の時間は各自自習だから!」
(なんで!?こんな時に自習!?)
「はい、じゃあ!これから自習だから!静かにしててよ!」
ガラガラ!!
ピシャッ!!
勢いよく扉が閉まる
「さ、俺は絵でもかこーかなぁ…」
「ねぇ!えっと…崎藤さん?てか、さん付けするのめんどくさいからせりかちゃんでいい??」
(おい!さやかぁぁぁ!!)
「あ、うん…」
「えっと…うちは、八重木さやか!こっちは、月橋はるむよろしくね!」
「はい、よろしくお願いたします」
「うーん硬いなぁ…もっと楽ーにしていいんだよ?」
「うん、ありがとう…」
「でさでさ!こっちに引っ越してきてどれくらいなの!?」
「うーん…1ヶ月かな?」