「ニューヨークで俺を拾ってくれた恩があるデザイナーさんで年も俺たちと変わらないのに、かなり決断力とか自分の信念をもっていてぶれないすごい人なんだ。彼女から俺はかなり刺激を与えてもらったし、美容師として自分がどうありたいかを考えるチャンスをもらった。」
デザイナーって女の人だったんだ。
「彼女からまた誘われて正直悩んだ。」
「うん。」
「でも俺はもう自分の美容師としてやりたいこととか、自分が想い描くスタイリングをしたい。誰かのデザインに合わせるんじゃなく自分でゼロからやりたいんだ。だから断った。」
もう決断したあとだったんだ。
「なにも莉子に言わないでごめん。」
「私が悩んでいるときはいつも私を支えてくれるのは大悟なのに、私に相談してくれないのは寂しい。」
「ごめん」
「私だって大悟を支えたい。力になりたい。」
大悟は優しく微笑み「ありがとう。」と私を抱き締めた。
デザイナーって女の人だったんだ。
「彼女からまた誘われて正直悩んだ。」
「うん。」
「でも俺はもう自分の美容師としてやりたいこととか、自分が想い描くスタイリングをしたい。誰かのデザインに合わせるんじゃなく自分でゼロからやりたいんだ。だから断った。」
もう決断したあとだったんだ。
「なにも莉子に言わないでごめん。」
「私が悩んでいるときはいつも私を支えてくれるのは大悟なのに、私に相談してくれないのは寂しい。」
「ごめん」
「私だって大悟を支えたい。力になりたい。」
大悟は優しく微笑み「ありがとう。」と私を抱き締めた。



