だけど、特別短いわけじゃないし普通にみんなこんな感じ。

しかも、廉の学校の女の子もよく街で見かけたりするけど、もっと短いじゃん。

なのになんでわたしの短さは気になるの。

そして、廉の手は徐々に上にあがってきて折っているところを直そうとしてきた。


「ど、どこ触ってんのよ!」

「大根足、見せんなって」

「はあ!?」

「他の男にも見られてると思うとムカつくんだよ」

「なっ……!」


急にそんなことを言うとは本当に反則だよ。

廉はなんでもストレートにぶつけてくるから心臓がもたない。


「お前、かわいいの自覚してねぇからな」

「ほんと意味わかんない」

「だからこんなに折るなんて無理」


そう言いながらわたしとスカートを元の長さに戻す。


「やめてよ、勝手に」

「よし、まだマシになった。これで見られねぇだろ」

「だからそんなことしなくても誰も見ないって」


誰がわたしに興味なんて持つの?

みんなわたしのことなんてまるで腫れ物みたいに扱うのに。

触れてはいけない、それでも都合のいいときだけ触れてくれるんだ。