「つーかさ、いつから二人知り合いなの?」
「一昨日くらいかな」
「マジ?」
わたしがそういうと三島さんは驚きの表情を浮かべた。
「なんでそんなに驚いてるの?」
「いや、正直聖那ちゃんがここにいることにも驚いてるけど、そんな数日で廉の心を掴んだやつ初めて見たよ」
「え?」
それはどういうことなんだろう。
廉ってわりとフレンドリーなんじゃ……と思ったけどこの外見と学校に来たときに醸し出していた雰囲気からすると、近寄りがたいというか近寄らせないようにしているんじゃないかと思った。
「廉は人に心開くのすげぇ時間かけるからな」
「うるせぇ。お前が開きすぎなんだよ」
まあ、わたしもここ最近はあんまり心を開いていないから気持ちは分からなくはない。
ただ、わたしたちは抱えているのものがきっと違う。
「でも、お前は人一倍仲間想いで優しいやつだって俺は知ってるからなー」
「黙れ。埋めるぞ」
「ひえ〜〜怖い怖い」
廉の照れ隠しもなんだが可愛いと思う。
確かに廉は人を大切にしていそうだ。
じゃなかったら、暴走族の総長なんて務まらないし、先程あった後輩たちからあんなに慕われないだろう。



