「もしも、、」
「おい、どういうことだよ!」

出るなりいきなり怒鳴り声が、耳をつんざく

「、、、ごめん」
「今どこだ?」
「言えない。兎に角今日は無理だから」
「、、、ふーん、お前、罪悪感とかないのかよ?」

罪悪感?

どれに対して?
青柳に対しての?それとも、雅人さんの、、、

チラッと雅人さんを見ると、心配そうな瞳が私を
とらえていた

「そんなこと、、、関係ないでしょ」
「そーかよ。お前間借りなりにも彼女だってこと、
自覚しろよ。わかってんのか?」
「偽物なんだから、別に私がどこで何しようが
私の自由だと思うけど。」
「可愛いげのないヤツ。じゃあな。」

本当、一方的なんだから。

嫌なやつ。