｢優成になんか私の気持ちわからないでしょ？なのに期待なんかさせないでよ！！｣
｢ッ、ごめん。けど俺お前がそーゆー顔してると居ても立っても居られなくなるんだ。お前のことだと頭がいっぱいなんだよ｣
｢なん、で？いつもそうやって期待させんの...？｣
私の目からは涙が出ていた。
｢美香、俺美香のこと好きなんだよ。｣
え。嘘だ。
｢嘘でしょ？どーせそんなこと言ってまた、可愛い彼女とハグするんでしょ？！｣
｢ハグ？彼女？？なんだそれ｣
｢とぼけないでよ！！見たんだから！！｣
｢落ち着け、美香。話して、その話｣
｢修学旅行の日優成が女のとハグしてるの見ちゃったのよ！！｣
｢あー、あれは姉貴だよ｣
え？今なんて言った？？