「ごめんね、由美」
その日私はすごく泣いた。
大っ嫌いだった、
ゆみは心配してくれてるのに嫌いと言ってしまった私自身のことが。
由美からは電話が何回もあったが話す気にはならなかった。
結局学校でも話さなく屋上で授業をさぼることにした
「眠たいなぁ。少し寝よ」
「...か! みか!美香!なぁ。起きろ」
起きると誰かが私を起こしてるようだった
でも、それを誰だか確認した瞬間、一気に顔が青ざめたのだった
「優成...??なんでここに??」
「お前由美と喧嘩しただろ?」
「なんでわかったの?」
「お前のことならなんでもわかるよ」
私、情けないな。なんでも優成にはバレちゃう
「話してみ?俺が聞いてあげるよ」
「ヤダ、優成になんか話したくない