「美香おはよ~!!」
そう言って私に抱きついてきたのは親友の由美
「いつも抱きつくのやめてよ~。重い」
私がそういうと由美はほっぺをプクッと膨らませて拗ねたフリしていた
「嘘よ、嘘。可愛いからからかっただけ」
「もぉ~!!すぐ美香はからかうんだから」
これがいつもの私たちの朝からの会話
すると
「おーっす。美香おはよ」
「ッッ」
「顔赤いぞ??どーかした?」
そう。これが私の好きな人。優成という名前の通り
優しのだ。それなのに小顔、目が大きい、スラっとした鼻、
背が185cmという誰から見てもイケメンの分類に入る優成は後輩からも同級生からも先輩からもモテていたのだ。
それからというもの。私は嫉妬してばかり。私のものじゃないのに...。