まあ、そのことは置いといて。
いつもと同じように、お母さんは夜勤だから一人で朝ごはんを食べていると、
コンコン
ドアをノックする音が聞こえた
「ん?誰だろ、こんな朝早くに」
ガチャ
ドアを開けると
スーツをビシッと着こなしたスラッと背の高い整った顔立ちの男が立っていた
「、どちら様ですか?」
すると、スーツの男はまっすぐ私を見つめて言った。
「お迎えに参りました」
私は「は?」と言おうと思ったけど、
そんな時間も与えられずに、身体を抱えられて車に乗せられた。
「ちょっ、わぁっ!?なに!?」
そして全然知らない豪邸に連れてこられた。

