時間は過ぎて放課後___
颯「じゃあ行こうか」
気のせいかしら
颯太の雰囲気が落ち着いた気がする
まさか二重人格…?
それはそれで面白いわ__
颯「ここが美術室、
その右が理科室、その隣が準備室」
ゆ「校舎は大きいけど生徒は少ない
印象ね」
颯「その通り、わざとだと思うよ
だから使われていない教室が多いんだ」
ゆ「勝手に入っても何も
言われない環境のようね?」
颯「まぁ一応私立高校だしね」
ゆ「ありがとう、大体の構造は
理解出来たわ」
颯「迷ったら困るから連絡先交換しない?」
ゆ「そうね、はい、これ電話番号よ」
颯「ありがとう。返ったら追加しておくよ」
ゆ「それじゃ、私は職員室に
行かなければいけないからここで、」
颯「本当は職員室まで送ってあげたいけど
用事があって行けないんだ
ごめんね?」
ゆ「大丈夫よ。また明日」
颯「ありがとう、バイバイ」
…さぁ、人も居なくなったし
空き教室に入ってみようかしら
ガラガラ
埃っぽいけど埃っぽいって事は
滅多に人が入ってこないという事
アジトにはピッタリね
早速カーテンで中を見えないようにして
カバンの中に入っている工具で
鍵を付けて
完成ね
コンセントもあるから電子機器には
困らなさそうね
椅子も机もあるから大丈夫ね
さてと…
パソコンで調べましょうか
ここには黒板もチョークも磁石もあるから
本当に不便のない所ね
準備しなくて助かるわ
私が空き教室を使っている理由…
それは…《復讐》をする為
この復讐が終われば
私の身も心も軽くなる
全てが終わる
全てを終わらせる為に今私は生きている
だから空き教室を使って情報収集を
する事にしたの
とりあえず颯太の事を調べさせて頂くわ
初日からごめんなさいね…
パソコンで
ハッキングして颯太の情報を探る
颯太は自分の苗字を名乗っていなかったけど
確か橋下だったはず。
橋下…颯太……
出てきた。
「あ~あ
面倒臭い奴と関わっちゃうのね」
パソコンの画面に映し出されたのは
刑事の息子という文字
あの子は優秀な刑事の息子だったのね
顔がそっくり…
最初気付かなかった…
やっぱり記憶って難しいわね
颯「じゃあ行こうか」
気のせいかしら
颯太の雰囲気が落ち着いた気がする
まさか二重人格…?
それはそれで面白いわ__
颯「ここが美術室、
その右が理科室、その隣が準備室」
ゆ「校舎は大きいけど生徒は少ない
印象ね」
颯「その通り、わざとだと思うよ
だから使われていない教室が多いんだ」
ゆ「勝手に入っても何も
言われない環境のようね?」
颯「まぁ一応私立高校だしね」
ゆ「ありがとう、大体の構造は
理解出来たわ」
颯「迷ったら困るから連絡先交換しない?」
ゆ「そうね、はい、これ電話番号よ」
颯「ありがとう。返ったら追加しておくよ」
ゆ「それじゃ、私は職員室に
行かなければいけないからここで、」
颯「本当は職員室まで送ってあげたいけど
用事があって行けないんだ
ごめんね?」
ゆ「大丈夫よ。また明日」
颯「ありがとう、バイバイ」
…さぁ、人も居なくなったし
空き教室に入ってみようかしら
ガラガラ
埃っぽいけど埃っぽいって事は
滅多に人が入ってこないという事
アジトにはピッタリね
早速カーテンで中を見えないようにして
カバンの中に入っている工具で
鍵を付けて
完成ね
コンセントもあるから電子機器には
困らなさそうね
椅子も机もあるから大丈夫ね
さてと…
パソコンで調べましょうか
ここには黒板もチョークも磁石もあるから
本当に不便のない所ね
準備しなくて助かるわ
私が空き教室を使っている理由…
それは…《復讐》をする為
この復讐が終われば
私の身も心も軽くなる
全てが終わる
全てを終わらせる為に今私は生きている
だから空き教室を使って情報収集を
する事にしたの
とりあえず颯太の事を調べさせて頂くわ
初日からごめんなさいね…
パソコンで
ハッキングして颯太の情報を探る
颯太は自分の苗字を名乗っていなかったけど
確か橋下だったはず。
橋下…颯太……
出てきた。
「あ~あ
面倒臭い奴と関わっちゃうのね」
パソコンの画面に映し出されたのは
刑事の息子という文字
あの子は優秀な刑事の息子だったのね
顔がそっくり…
最初気付かなかった…
やっぱり記憶って難しいわね
