真麻「確かに、それはそうだね…

でも逆にみんなが裏切るっていう確証もないよね?

それに斗真はスタメンに選ばれた事を後悔してるの?

選ばれたくなかったの?」

斗真「……そんなわけない」


真麻「そう?でも私には今の斗真はそう見えるよ。

あのね?確かに怖いかもしれない…

斗真の辛さは1度痛みを味わった人にしか分からないから私は何も言えないし分からない

けどそれならスタメンに選ばれた時少しでも嬉しそうな顔はしないよ。

ねぇ、斗真。斗真は確実に前に進んでる…

そりゃ、時には過去を振り返って足が止まることもあるかもしれない…

道が分からなくなって足が止まる時だってきっとある。

けどねそうなったら私と玲於が手を引っ張って

『こっちだ』

って道を示してあげる!

怖いものなんて何もない!










私と玲於が全力で斗真を守るよ!!」

私は自信満々にそう言い切った