あの日の約束

斗真「だ、だ、誰に!?」

莉奈「わからない…でも恨むならあいつを恨めって…」

斗真「男がそういったのか?」

莉奈は静かに頷き

莉奈「ごめん…ごめんね…」

とまた謝った

斗真「莉奈は何も悪くない…大丈夫。大丈夫…」

俺はそう言うことしか出来なかった



俺は犯人に心当たりがあった…

許せない…絶対に許せない…



莉奈「お願い…お母さんにこのこと言わないで…お母さんに心配かけさせたくないの。」

斗真「……分かった。でも俺はお前の事なんて絶対に嫌いにはならないから。

俺はずっとお前の傍にいるよ。俺はお前の味方だからな。」


莉奈はそれを聞きまた泣いた…

俺は莉奈を優しく抱きしめた



次の日俺は犯人と思われる先輩を呼び出した。


先輩「なんだよ、話って…」

斗真「先輩ですよね?」

先輩「何がだよ」

斗真「俺の彼女を傷つけのはあなたですよね!?」

そう言うと先輩は鼻で笑った


先輩「あー、やっと気づいた?

あいつさ

『助けて。助けて。斗真君』

ってうるさかったわ笑笑」

斗真「何言ってんだてめぇ!」

先輩「お前のせいで俺のサッカー人生は滅茶苦茶なんだよ!!

お前さえいなかったら今頃俺は……


そんな憎い相手に大切なやつがいるって知った。これを利用する手はないだろ!」



俺はその言葉を聞いた瞬間先輩を殴った