核心を着くその言葉に俺はまた何も答えれずにいた…

真麻「斗真?」


そんな俺を心配するかのように真麻は俺の顔を覗き込んだ

そして俺の頭を優しくポンポンと叩いてくれた

斗真「真麻」

真麻「あっ、嫌だったらごめんね。


ただ玲於が苦しんでる時これをすれば安らぐって言ってたから…つい…

ごめんね。」

真麻は優しい微笑みで俺に顔を向けた

その途端…


真麻なら話しても大丈夫。
俺は何故かそう思った

俺は思い出したくない最悪な過去を真麻に告げることを決意した



斗真「なぁ真麻俺の話を聞いてくれるか?」


真麻「うん、斗真がいいなら」



斗真「あれは去年に起きたことだ…」