「初めは正直悩んだんだ。このままずっとサッカーをする人生にしていいのかって、


プロのレベルについていけるのかって…


だからさ最初は断ろうとしたんだ。


けど…お前の手紙を思い出したんだ。



お前の言う通り俺やっぱりサッカーをしてない人生なんて考えられなかった。

サッカーがないと生きていけない人間だっんだ。


俺はやっぱり自分の力でサッカー精一杯、死ぬまでしたい。

そう気付くことが出来たんだ。

またお前のおかげだな。

こんな人間なのによくあの時捨てようと思ったよな…

あの時捨てなくて本当によかったって今心から思えるよ。

今でもあの手紙に救われるんだからさ、ほんといつになったら自立できるんだか。笑




ハッキリ言ってプロはやっぱりレベルが全然違うよ…すっげー大変…

けどやっぱり俺さサッカー大好きだから全然苦にならないんだ。

むしろ好きって気持ちが溢れてく…




俺ってやっぱりサッカー馬鹿みたいだな笑


でも本当に今サッカーしててよかった。

ありがとう





あっ、そうそう、玲於は俺が所属してるチームのスポーツトレーナーとして頑張ってるよ」



玲於も俺と同じく声をかけられたが

『俺は影から人を支える方が向いてる』

って言って断って今はトレーナーとして活躍している