結局黒川君に許可を取らずに私たちは机を勝手にくっつけた

玲於「黒川は前の学校ではどんな感じだったんだ?」

斗真「……」

玲於「おいおい無視かよ。酷いなー笑

まぁ別にいいけど、俺達は一方的に喋るからな!」

そこから宣言通り私達はとにかく2人で喋った

それでも一向に黒川君が話してくれる様子はないし目も合わそうとしない

そんな状態に玲於が痺れを切らしたのか

ついに言った

玲於「なぁ、黒川。お前サッカー部に入らないか?」

斗真「………なんで…」

真麻「なんでって、私も玲於も知ってるよ?黒川君はサッカーがすごい上手だってこと!」

斗真「……」


玲於「俺達、今のチームで絶対に全国行きたいんだよ!


そのためにお前の力を貸してくれないか?」