これは中々しんどいな……

結局私と残った数人で黙々と掃除を進めた。

キャプテン「今日はこれで終わり!」

選手「ありがとうございました!!」

玲於「真麻帰ろうぜ。」

真麻「うん!」

私達はオレンジ色の桜の絨毯を並んで帰っていった


真麻「新入生どうだった?」


玲於「結構上手いやつがいるな。レギュラー奪われないように頑張らないと。真麻は?」

真麻「そっか…私は、まあぼちぼちだね」

玲於「無理すんなよ?」

真麻「大丈夫!」

玲於「明日は黒川の勧誘もするんだからな?」

真麻「そうだった!勧誘も頑張らないとね笑」

玲於「なんでもかんでも頑張ってたらいつか倒れるぞ笑」

真麻「そしたら玲於が助けてくれるでしょ?」

玲於「/////」

真麻「なんでそんな顔赤いの?」

玲於「うるせー!お前が全て悪いんだろうが」

真麻「どこが?」

玲於「あーー!!もう、いい!!お前には何言っても無駄だからなー」

真麻「それ、酷くない!?」

玲於「ッタク…ほら、叫んでないでサッサっと帰るぞ」


真麻「はーい。」


この時の私達は明日何が起こるか分かっていなかった。