あの日の約束

それから私は1人病室で明日の事を考えた

明日はいよいよ3回戦

見に行けないのが物凄く悔しい…

見に行けないのは仕方ないって分かってる


けど試合の熱気を1度でも知ってるから、どこか物足りなかった…

まぁ、そんな事を言ったらダメなんだけど

あー…でも最後に…最後にもう一度あなたの近くでサッカーを応援したいな…



次の日―――

朝起きると私は違和感を抱えていた

何がおかしいんだろ…

朝1番に看護師さんが来て、その次に先生が様子を見にやってきてくれて…それで斗真が笑顔で私を見ている…

ん????

斗真???