あの日の約束

斗真「……なんで…なんでお前はそんなこと言うんだよ…

俺がずっと一緒にいたい。って
大事にしたい。って思うのは


真麻だけなんだよ…


好きだよ…好きなんだよ…真麻…」


辞めて…そんなこと言わないで…


斗真「お願いだから…そんな簡単に別れようとか言うなよ。」

真麻「でも私は…私は!」


『あなたと別れたい』


その言葉が音にならなかった


斗真「……真麻?」

大好き。本当に大好きなの。

だからさ…

真麻「お願いだから自分の為だと思って私と別れてよ…」


私は震えながらそう言った

斗真「無理に決まってんだろ。そんな声を聞いたらさ。

俺の為?俺の為を思うならさずっと傍にいさしてよ。

ずっと真麻の隣に居たいんだ

俺はお前がいない世界なんて考えられない

真麻のそばで…同じ景色を見たいんだ。」