玲於「それは俺も真麻も分かってた…チームがまとまりきれてないのも分かってた…



でもさ、だからって真麻を責めるなよ

それじゃあ、真麻が報われないだろ…



なぁお前だって真麻のサッカー部に対する思いを知ってるんじゃないのか?

お前は今までどれだけ真麻に救われてきたと思ってんだよ…」

玲於は今までの勢いが消え弱々しく俺に語り出した


玲於「真麻は…お前のため、サッカー部のために自分が苦しむ道を選んだんだ

お願いだから……

真麻をこれ以上苦しめるのはやめてくれ…

真麻を傷つけないでくれ…」


あの行動が俺達のためだった?


そんなわけない。俺達の事を思うならなんであんなことできるんだよ…普通は逆だろ。


俺は訳がわからなかった…

斗真「なに言ってんだよ…意味わかんねぇよ」

玲於「…」

玲於は急に黙った。いや、何かを隠しているようだった


斗真「なぁ、玲於。お前らは一体何を隠してる…お前たちに何があったんだよ…」