斗真「なぁ真麻…お前は玲於と付き合えてもう全国なんてどうでもいいんだろ?

あの時俺にかけた言葉は全て嘘だったんだろ?

もういいよ。お前なんて…お前の好きなようにしろよ…


けどな!俺達は本気で新人戦に行きたいんだよ!!!全国に行きたいんだよ!

恋にうつつを抜かし部活に集中出来ないお前らはハッキリ言って邪魔なんだよ!!」

玲於「斗真!!!」

玲於が大声をあげた



玲於が庇う姿に俺は余計に腹が立った

斗真「なぁ、真麻…

お前今サッカー部にとって邪魔な存在でしかない…

お前の存在が部を乱してる。今チームが1つになってないとヤバいの馬鹿なお前でも分かるだろ?


だからさ、部活やめてくれない?


とっとと辞めて俺達から離れてくれない?」


俺は真麻の目を見てハッキリと言った…


真麻の顔を見ると目に色がなかった


真麻「そうだよね…私やっぱり邪魔だったよね。ごめん…ごめんね。

本当にごめんなさい。」


そう言って涙ながらに走って行った


なんでお前が泣くんだよ。

泣きたいのはこっちだろ。


玲於「おい、待てよ!真麻!!」

玲於は真麻を追いかけようと走り出そうとした

その手をすかさず俺は掴んだ

斗真「なぁ、お前もいい加減目を覚ませよ!

真麻は結局男目当てで入部したんだぜ?もうあいつのことなんかほっとけよ!

お前はキャプテンだろ?だったら俺達の事も考えてくれよ…」



玲於「おい、斗真…てめぇ今の言葉本気で思ってんのか!?」



玲於が何故かきれていた…

そりゃそうか。愛しの彼女を俺が泣かせた挙句侮辱したんだもんな。

ダメだ。こいつは真麻に依存しきってる。きっといつまで経っても気づかない。


だから俺は玲於の胸ぐらを掴んでこう言った