俺は2人を追いかけ肩を掴みこちらに振り向かせた


斗真「ちょっと待てよ!!!!」



2人はとても驚いていた

真麻「……と、斗真?どうしたの?」

斗真「どうしたの?じゃねぇよ!

今日、自主練しないのか?」

玲於「あぁ…」

斗真「もう新人戦は近いんだぜ?!」

玲於「それは分かってる…」

斗真「じゃあなんで練習来る回数が前より圧倒的に減ってるんだよ!!」

2人は突然黙りこんだ

何も言わない2人に俺は痺れを切らした

斗真「あぁ、そうか。お前ら今からデートだもんな。」

真麻「えっ……何言ってるの?」

斗真「そりゃそうだよな…真麻は玲於と付き合いたくて入部したんだもんな。

もう目標は果たせたから部活なんてめんどくてやってらんないよな!

あんな日に焼けて休みなんかない部活なんて面倒で仕方ないよな!


自主練なんて時間の無駄だよな!!」



真麻「……斗真?」


狂ったように叫ぶ俺を見て真麻は心配そうな顔をした


その顔を見て俺は何故か異常に腹が立った


もう我慢するのは限界だった