真麻「……玲於には関係ないでしょ…」

玲於「関係ないわけないだろ!

お前は俺の大切な幼なじみなんだから。」

真麻「そういうの、もういいの。もう私のことなんかほっといて」


玲於「いい加減にしろ!!

何をそんなに嫌がってるんだよ!なんでそんな全てを諦めたような顔してんだよ!

自分の気持ちに嘘なんかつくなよ!」


うるさい、うるさい、うるさい…


真麻「うるさい!!!!!」

玲於「……真麻?」


真麻「私だって、私だって素直になりたいよ!!!

でも出来るわけないじゃない!


私は素直になんてなったらいけないの!!!!


諦めたいわけじゃない…けど諦めるしかないの!!!」

玲於「真麻?」


ここまで言って自分が何を言ったか気がついた

これじゃ玲於に八つ当たりしてるだけだ…


それに今玲於といたら全てを話してしまいたくなる…


ここにいたらダメだ

立ち去ろう…

私は駆け出したが…


パシッ



直ぐに玲於に腕を掴まれた…